DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

cero "Contemporary Tokyo Cruise" DAY 1 「POLY LIFE」

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cero3年振りの新作『POLY LIFE MALTI SOUL』リリース直前の2days企画、その1日目に行ってきました。

この日は対バン形式(翌日はワンマン)で、対バン相手はキセルカクバリズムのレーベルメイトです。
個人的には7年前のSYNCHRONICITYで弾き語り形式のライブを観たことがあるだけだったので、バンド形式(辻村兄弟+キーボード、ドラム、管楽器の5人)は初。
ほとんど楽曲も聴かずに行ったのですが、全体的にまったりとしつつもストレンジなリズムや細かな技巧を織り交ぜてくるあたりは、今のceroにも受け継がれているように感じました。来年で20周年とのこと、おめでとうございます(まだ早い?)。

さて、ceroのライブはいきなり新アルバムのイントロと思われる新曲から「魚の骨 鳥の羽」に繋がり、さらにもう1曲新曲。今のサポートメンバーたちも含めた新生ceroで創り上げてきた新しいサウンドが序盤からビシバシ襲い掛かります。
MC明けには「久々にやる」(高城さん)という「Summer Soul」、それに続いて「Yellow Magus」と、これまでの代表曲もプレイされましたが、アレンジがかなり異なっていました。特に小田朋美さんの女声コーラスが前面に出てきて高城さんとのコントラストを生み、今までのceroの弱点だった"色気のなさ"を克服していたことと、荒内さんのキーボードが音色・演奏ともに自由度が増していたこと、この2点が印象的でした。