DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

2018GWのイベント

ゴールデンウィークといえばフリーライブです。以下、記録。


5月3日
VIVA LA GARDEN(VIVA LA ROCK内フリーエリア、さいたまスーパーアリーナ横けやきひろば)

Rei
MONO NO AWARE
ReN

Reiさんはフルバンドセットで観れて良かったです。
MONO NO AWAREは屋外ではサウンドシステム的に限界があった。
ReNさんは本当に和製Ed Sheeran。

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5月4日
ラ・フォル・ジュルネTOKYO(丸の内・池袋周辺)

洗足学園大学サクソフォーンカルテット@池袋西口広場

池袋は今回からの新エリア。あまり人がいなかった。丸の内と池袋って微妙に離れすぎでは?

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5月6日
TOKYO M.A.P.S(六本木ヒルズアリーナ)

BONNIE PINK

3年振りのライブ、30分ではありますが素晴らしかったです。いきものがかり水野さんとのコラボも良かったです。

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CINRA.com presents CROSSING CARNIVAL '18

渋谷O-group4会場で行われた標記のイベントに行ってきました。
映画や演劇など、音楽に限らないマルチカルチャーを取り上げているCINRAらしく、今回は大部分のアーティストがミュージシャンに限らず色々なアーティストを呼んでコラボする、という企画でした。

タイムテーブルと自分の観たものはこんな感じ。
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タイテとしてかなりギュッと詰まりすぎていて「観たいもの被りすぎ!」「もう少し開演早めてもいいのでは…。」と思いましたが、とりあえず心配していた「押し」はほとんど無かったので計画通りには回れました。

コラボとして抜群に良かったのはGRAPEVINE+康本雅子(コンテンポラリーダンサー)。
序盤はGRAPEVINEだけで「MISOGI」「羽根」「FLY」と様々な時代の曲をやって"やっぱりGRAPEVINEのライブ、すごい!"と思ったのですが、続く「なしくずしの愛」でステージ袖からカラフルなパーカーを着た女性がフラッと現れて状況が一変。康本さん、バンドの前を横切って堂々と、激しく踊ります。コンテンポラリーダンスは「なしくずしの愛」の変拍子ともバチバチに合っていて、楽曲のエモーショナルな部分を更に高めていました。感動。
「なしくずしの愛」はやるかな、と思っていたのですが、続く「Sing」でも踊るとは思いませんでした。「Sing」は日常の中の"歌"についての曲ですが、それに合うようにO-EASTのサブステージを部屋に見立てて、キュウリに貪りついたり、文庫本を読みはじめたりしながら椅子に座って踊る様子に、ステージ上のメンバー(特に田中のアニキ)もサブステージの様子をチラチラ見ながら演奏していました。あれは確かに惹かれる。
コラボ最終曲は「KOL(キックアウトラヴァー)」。近年のGRAPEVINEの中でもノリが良い曲だけに、康本さんもフロアに突っ込んで拳を振り上げたりしながら盛り上げていました。それを受けてベースの金戸さんも前方に出てきてガンガン掻き鳴らす、という珍しいシーンもありました。これぞ相乗効果!
コラボ曲は全て楽曲の雰囲気が異なり、それに合わせて康本さんも異なるダンス表現でバチバチに対抗している、その構図がすごく熱かったです。この日多くのアーティストがミュージシャン同士のコラボを行なっていた中、敢えて異なる分野同士でのコラボを行なってくれたバインには改めて大きな拍手。それから最後にバインだけでやった「Arma」も、まるで映画のエンドロールのようで素晴らしかったです。完成された40分間、最高でした。

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ほかに良かったコラボはTempalay×JABBA DA FOOTBALL CLUBの「月にタッチ」生演奏。両者のノリがピッタリでした。
Awesome City ClubTHE NOVEMBERSGAGLEは単体のライブとしてはすごく良かったのですが、コラボがちょっとまとまりきっていない感じがしました。惜しい。

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あと、今日観た中で唯一コラボアーティストを置いていなかったのがKOHH。「Dirt Boys」でブチ上げて「暗い夜」に至るまで徐々にパーソナルな部分に没入していくライブは、確かに誰もコラボ出来ないわ…と思わされました。
アンコールあるかと思いましたが、代わりに「Dirt Boys」が流れてきて、それまで袖でずっと観ていた誰かの子供がステージに出てきて曲に合わせてダンスしてました(可愛い)。まさか、これがコラボだったのか…!?

cero "Contemporary Tokyo Cruise" DAY 1 「POLY LIFE」

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cero3年振りの新作『POLY LIFE MALTI SOUL』リリース直前の2days企画、その1日目に行ってきました。

この日は対バン形式(翌日はワンマン)で、対バン相手はキセルカクバリズムのレーベルメイトです。
個人的には7年前のSYNCHRONICITYで弾き語り形式のライブを観たことがあるだけだったので、バンド形式(辻村兄弟+キーボード、ドラム、管楽器の5人)は初。
ほとんど楽曲も聴かずに行ったのですが、全体的にまったりとしつつもストレンジなリズムや細かな技巧を織り交ぜてくるあたりは、今のceroにも受け継がれているように感じました。来年で20周年とのこと、おめでとうございます(まだ早い?)。

さて、ceroのライブはいきなり新アルバムのイントロと思われる新曲から「魚の骨 鳥の羽」に繋がり、さらにもう1曲新曲。今のサポートメンバーたちも含めた新生ceroで創り上げてきた新しいサウンドが序盤からビシバシ襲い掛かります。
MC明けには「久々にやる」(高城さん)という「Summer Soul」、それに続いて「Yellow Magus」と、これまでの代表曲もプレイされましたが、アレンジがかなり異なっていました。特に小田朋美さんの女声コーラスが前面に出てきて高城さんとのコントラストを生み、今までのceroの弱点だった"色気のなさ"を克服していたことと、荒内さんのキーボードが音色・演奏ともに自由度が増していたこと、この2点が印象的でした。

2017年ベストアルバム

今週のお題今年買ってよかったもの
というのが来ていたので、インドの満員電車に乗り込む勢いで強引に年ベスねじ込みます。
あー、どの作品も、買ってよかったー。


1. The xx 『I See You』

2. Fleet Foxes 『Crack-Up』

3. Queens of the Stone Age 『Villains』

4. The National 『Sleep Well Beast

5. Kendrick Lamar 『DAMN.』

6. LCD Soundsystem 『American Dream』

7. yule 『Symbol』

8. St. Vincent 『Masseduction』

9. Wolf Alice 『Visions of a Life』

10. Royal Blood 『How Did We Get So Dark?』

石若駿3days6公演 CRCK/LCKS @新宿Pit Inn

クロスオーバージャズシーンのブライテストホープドラマー(横文字ばっか!笑)、石若駿さんが3日間で6つの別々のライヴを行う企画。その2日目の夜公演である、CRCK/LCKSのワンマンに行ってきました。
CRCK/LCKS、「好き!」と「楽しい!」が満ち溢れたバンドでした。以下、そんなラブとライクにまみれた2時間の記録です。

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開演20:00の直前にPit Inn到着。そこそこ多くの人が入場待ちをしています。私もその中へ…と思ったら、「メール予約の○○ ○○さーん!」と店の方に呼ばれて、そそくさと店内に入りました。病院でも名前を呼ばれない昨今、まさかライヴハウスで名前を呼ばれるとは…笑
Pit Inn初めて行くライヴハウスで、システムがいろいろと新鮮でした。料金が税抜き表示で、細かい金額を払わなくてはならなかったり(この日は3,240円。レジの人、大変ではないかなあ…)、入場後すぐ半強制的にドリンクを受け取らなくてはならなかったり。ちょっと不合理?と思うところもありましたが、これで長年やってきているならよいのでしょう。

入ると早速クロスオーバージャズっぽい音が聴こえてきます(確かWONKだったような)。フロアのサイドエリアで本日の主役・石若さんがDJ中です。
このままジャジーな流れで行くのかな…と思いきや、突然流れてきたのは星野源「桜の森」。確かにブラック的なテイストはありますが、クロスオーバージャズの人がこれを流すのはなかなか興味深いというか、ビックリというか。
ふとDJ卓を覗き見ると、他にもTame Impalaやくるり(石若さんは大のくるりファンとのこと)などのCDが積まれていて、決してジャズだけの人ではないんだな、と思いました。

CRCK/LCKSのライヴスタートは若干押して20:20ごろ。1曲目は「Get Lighter」、もたつき気味のビートとオダトモミさんのキリッとした歌のギャップが気持ち良い。オダさんの蓮舫風ショートヘアーもなかなか決まってます。
序盤は「パパパ!」など、アップリフトな楽曲が多め。ハコの性質上お客さんの年齢層は高めでしたが、リーダーの小西遼が1曲ごとにMCで煽る(w/ビール)のと、フロア中程に結構盛り上がっているファンの方々が集まっていたこともあって、アップリフトな割に落ち着いている…というわけでもなかったです。

「すきなひと」の後、ギターの井上銘さんがアコギに、キーボードのオダさんがグランドピアノに切り替えて"アコースティックの時間"に。小西さん曰わく「僕以外、楽器が置いてあると一生さわり続ける人たち」というCRCK/LCKSのメンバーのみなさん、早速オダさんがグランドピアノで流麗なメロディを奏でてくれます。
このパートでは、30~40分セットではなかなか出来なさそうな曲をたくさん披露してくれました。中でも、石若さんが作ったというクリスマスソングは「石若さん、こんな曲も出来るんだ…!」と思うくらい沁みるポップソング。他にも小西さんが寺山修二の作品に影響されて作った曲(次回作に収録?)も、幻想的かつ可愛らしくて面白かったです。
小西さん、見た目やMCはあんなにチャラチャラしているのに、楽曲では「見上げた電線の間から月が出ていた…」みたいな超ロマンチックな歌詞を書くし、「僕、寺山修二が好きなんですけど」とサラッと言ってしまうあたり、本当に人間って色んな一面があるなあと感じさせられました。

アコースティックの時間が終わり、ここでなぜ開始が押したのかの説明が。どうやらマネージャー(アルバムではエグゼクティブ・プロデューサーと記載されている)の阿部潤さん(ベーア)に死亡説が持ち上がっていたらしく、阿部さんはメンバーをビビらせた罰として「簡単な気持ち」を演奏している最中ステージ上に取り残され、おまけに間奏のドラムソロでショットを呑まされることに笑。ベーアさんは終演後の物販にもいらっしゃいましたが、「あれ?袋どこ?どこ?」と探した結果自分で見つけられず、「歌舞伎町には気をつけろ~!ぼったくられるぞ~!」と泥酔アピールしておりました。こういう面白い人がスタッフだから、CRCK/LCKSも自由な音楽ができている…のかも?

ベーア生存記念祭終了後は一気にラストスパート。ラストの「傀儡」まで、本当にあっという間でした。既に1時間半以上やっているとは思えないほど、新鮮な煌めきがどんどん押し寄せてくる感じです。
アンコールは「クラックラックスのテーマ」。中盤でグッとテンポを落とし、オダさんのウィスパーボイスとともに色気ある雰囲気を醸し出してから一転、一気に駆け抜けて大団円を迎える展開、本当に大好きです。

CRCK/LCKSは凄腕のメンバーばかりが集まっている分、どこか敷居の高さも客観的に感じやすいと思うのですが、実際のライヴや音源はポップな雰囲気で、誰にとっても聴きやすいです(実際、CRCK/LCKSはおろか最近のインディー音楽などにも全く関心のない人に『Lighter』を聴かせたときも、第一声は「ポップだね」でした)。この理由はやはり、バンドを組んで音を鳴らしているのが純粋に好き!楽しい!というのが前面に表れているからでしょう。だからやたらと技術力をアピールすることはなくサラリとやってのけるし、本日の主役・石若さんも自分の好きなくるり星野源なんかJazzに混ぜてDJで楽しそうに回したりするのでしょう。
ひとつ不安なのは、メンバー全員が凄腕ゆえに色んなバンドに引っ張られて(有名なのはオダさんのceroサポート)、CRCK/LCKSとしてそんなに動けないのでは?ということでしたが、ライヴ中に小西さんから「何かを製作中」「来年はフェスにも沢山出たい!」といったポジティブな発言もあったので、これからのCRCK/LCKSにも大きく期待していきたいと思います。

At The Drive-in @ Zepp Tokyo

w/9mm Parabellum Bullet

始まる直前まで「復活作品良かったけど、さすがに全員それなりに中年だしライブ大丈夫かなあ…。個人的にも忙しくてライブ行ってる場合じゃないんだけどそれも大丈夫かなあ…。行くの諦めようかなあ…。」とかウジウジ考えていたんですが、圧倒的に良すぎて「やっぱり行って良かった~!!」と思いました。オマーのインプロから何が始まるのか分からないワクワク感、そして始まった曲が(新旧どちらも)めちゃくちゃ熱い。本当に全曲良かったです。終演後、感極まって泣きそうになるくらい。
最近、精神的負担の大きさから鬱屈としていたのですが、その辺全部吹っ飛びましたね。明日からまた笑っていけそうです。ありがとうATDI

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来日公演はあと大阪・名古屋とありますね。迷っている人は観たほうがいいです。オマーもセドリックも超元気ですよ。あと個人的には、もう一人のギタリストがオマーとは異なる領域で上手くて、『リレーションシップ~』のころより遥かにレベルの高い演奏が聴けたと思いました。そのへんも満足ポイントです。
あと、セドリックがフロアにダイブしてきたときに、ここぞとばかりにお客さんがアフロヘアーをモジャモジャしていたのは笑いました。

Summer Sonic 2017 Day1

2017/08/19

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RIRI
ベッド・イン
High Tyde(少し)
LANY
Communions(少し)
Kero Kero Bonito(半分くらい)
Declan Mckenna
Dua Lipa
Hyukoh
Honne(後半)
Luby Sparks
Kehlani ★ベストアクト★
Suchmos(後半)
Phoenix
Calvin Harris(序盤で飽きる)
Juana Morina

FUJI ROCK '17 (3) 3日目

前夜祭からはじまって、早くも最終日。疲れもないわけではないし、妙に左肩が痛い(おそらくワンショルダーバッグのせい)のですが、今日も朝から動きます。

・MONO NO AWARE (Red Marquee)

変幻自在のグルーヴ、曲構成。緊張していたのか少し硬かったけど、「イワンコッチャナイ」でのパントマイムはキマってました。

この後は初めてドラゴンドラに乗ってDay Dreamingへ。

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ゴンドラ内からWhite Stageも見えました。

Licaxxx (Day Dreaming)

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見た目かわいい、しかしなかなか男前?なゴリゴリのテクノDJ。あとでラジオ番組も聴いてみたら、声も予想外に低くてびっくりしたのは余談です。
ドラゴンドラ、高所恐怖症の私にはfear!fear!fear!!!しかなかったです。

・ Real Estate (White Stage)

今日の前半は、彼らの音で気持ち良くユラユラ揺れるのが最大の目標でした。なんとかこのインディロックを生き長らえさせて下さい。

・Lucas Graham (Green Stage)

カッコいい。脱がなければ。

トクマルシューゴ (White Stage)

今回のフジで最も「面白い音が鳴っていた」ライヴ。三浦千明さんがもう一人のマルチプレイヤーとして加わったおかげでユミコさんの自由度が増して、それが全体の面白さ向上につながってます。「Hikageno」のロックスター風ギターソロ、最高でした笑。
最近のトクマルさんは作品でもライヴでもやけに元気というか、活力があるように感じるのですが、今回のフジのMCでその要因が「登山」であることが分かりました。山は偉大。

LOVE PSYCHEDELICO (Field of Heaven)

混みすぎて観れず。あきらめてSlowdiveへ。

Slowdive (Red Marquee)

十数年ぶりの新作が往年のシューゲファンを沸かせたSlowdive。雨の影響もありますが、こういうアクトが超満員になるのは今のフジの世代感を如実に表しているなあ、と。
そしてライヴですが、う~ん、そんなに良い?という感じでした。とくにドラムがプシュ、プシュ、と抜ける感じで居心地が悪い。われわれ30歳前後の世代はアタック強めのドラムスを聴き過ぎているせいかもしれませんが(EDMとか特にそうですよね)。こういう音の感覚の違いも、やはり世代感出るな~と思いました。

YUKI (Green Stage)

2日目のフリッパーズ対決と並んで、今回のフジにおけるこだわりの並べ方であると思しき「女性ソロでグリーン3タテ」。その1発目はフジ初登場のYUKIさん。
バンドセットとオーケストラセットが見事にミックスされたバックの後押しを受けて、「大人の魅力」と「少女のような元気さ」の両面を炸裂させていました。

・Bonobo (White Stage)

後半のみ。期待していた「Outlier」も「Bambro Koyo Ganda」も両方聴けて満足。

・Lorde (Green Stage)

女性ソロでグリーン3タテ・パート2。とにかく強かった。10代でデビューして、少女らしさもあった前回来日時とはまったく異なるタフさに震えました。でも、衣装はドレスなのに足元は東京靴流通センターとかでも買えそうなアディダスのスーパースターだったりするあたりは、まだまだ幼さ残していてそれも良かったと思います。

・Asgeir (White Stage)

後半のみ。Bonoboとの国境なきエレクトロな並びは良かったです。ただ、そんなにスケール感のあるライヴには見えず。沁みる~!と言う人が多いのも分かるのですが、それが伝わるのはステージ前方のほうだけかな、と感じてしまう演奏でした。

Bjork (Green Stage)

女性ソロでグリーン3タテ・パート3。ヘヴンのThundercatと死ぬほど迷ったのですが、やっぱり今日のグリーンの流れはしっかり体感しておきたい!というわけでビョークを選択。
ライヴは想像以上に「ビョークさんとアルカくん」といった感じ。しかし「Joga」のような歴代の名曲も魅力を損なわずにプレイされていたし、何よりこの難解なエレクトロビーツについていくオーケストラがすごかったです。完全に感覚を奪われました。
終盤の火花散るステージングも含め、近年よくあるパッケージングされたフェスティバルでは絶対に観られないものをここで見れて良かったです。

水曜日のカンパネラ (Red Marquee)

SMASHの企てた女性アーティストの流れはまだまだ終わりません。今度はレッドマーキーで水カンです。
MCで昨年の同じ日にお母様が亡くなられたと言っていたこともあり、今回はかなりシリアスなステージング。それがコムアイさんの持つ神秘的な魅力も引き出していました。

・Goldroom (Red Marquee)

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オリジナル作も出しているトラックメイカーでもありますが、今回はフジの深夜といえばこれだよねー!なDJセット。それでもただ単に強めの音で押し切るわけでなく、彼らしいスイム・ビートも感じた揺れるサウンドメイキングでした。気持ちよかったー!
Goldroomのあとは、例の"フジ4日目"に備えてちょっと宿で休憩。

YOUR SONG IS GOOD (Red Marquee)

というわけで、フジ4日目のヘッドライナー・ユアソンへ。もう長靴を履く気にもなれず、裸足でマラソンシューズ履いて、宿から爆走して行きました。この時点で完全に解き放たれてます。
ライブはもうエンヤエンヤの大盛り上がりだったのですが、終盤、朝日が登ってくるころになるとノスタルジックさも感じるダブめな音にシフトして、まるでこの4日間を皆で懐かしんでいるような雰囲気に。本当にオーラスがこの人たちで良かったと思いました。

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