DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

GW'17の音楽フェスティバルもろもろ

今年は1)JAM FES、2)ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、3)TOKYO M.A.P.Sと、全く毛色の異なる3つのフェスに行きました。


1)JAM FES(5/1,5)

歴史と伝統のライブハウス・新宿JAMを中心に、朝から深夜までほぼ1日中、8日間に渡ってライブが続く、おそらく日本で最も演奏時間が長いサーキット型フェスティバル。こんなにやるのにチケット代は2,000円という驚異のサービス精神!

私は5/1(2日目)に羊文学→リーガルリリー→井乃頭蓄音団→The Taupe(全てLoftまたはLoft Bar)、5/5(6日目)に冷牟田敬(JAM Eスタジオ)→雨先案内人(JAM)→Free, I do→The Taupe(以上Live Freak)と観てきました。8日間のタイムスケジュールからすればほんの僅かな時間ですが、それでも2,000円の元は十分に取れたと思います。

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△Live Freakは初めて行くハコ。PIT INNと同じビルにありました。

すっかりハマってしまったのは、2回も観てしまったThe Taupe。フジのルーキーステージに出たことは知っていたのですが、実際体感してみると、様々な要素を盛り込みつつも一本スジの通ったポストパンクに完全に撃ち抜かれました…。

あと羊文学とリーガルリリーの女性スリーピースを隣同士の会場で並べてきたタイムテーブルも面白かったです。羊文学はVo.塩塚モエカさんの、愁いや儚さを帯びた声が最高(ちょっとだけCoccoの声を想起)。リーガルリリーはリズム隊が予想以上にタフで、これから大きな舞台に登っていっても全く問題なさそうです。


2)ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(5/5)

JAM FESの流れから、うって変わってクラシック音楽のフェスであるラ・フォル・ジュルネへ。観た公演は215番の和太鼓&ティンパニー×オーケストラの異種格闘技戦。異文化交流やコラボレーションというよりも、音同士が友好的に戦っていて、”平和的な戦争”を音楽でしているように感じました。

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△今年のテーマは舞曲ということで、私も夜のパーティー企画「フォル・ニュイ!」で踊ってきました。

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△フェス飯はローストビーフオーバーライス(800円)。

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△物販には「作曲家ぬいぐるみ」なるものも。


3)TOKYO M.A.P.S(5/7)

毎年行っているJ-WAVE六本木ヒルズの共催フリーライブ企画。今年は2日目のみ参加、RIRI、WONK、never young beach、野宮真貴を観ました。

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ネバヤンが「夏のドキドキ」で締めた直後に、野宮真貴さんが渋谷系バカンスソングを並べる展開にはトキメキました。


GWは安価or無料の音楽イベントが多く、きちんと情報チェックすれば色々な世界を楽しめます。私もそれぞれ断片的ではありましたが色々参加でき、新たな発見や面白い発掘が出来たGWになりました。