Alternative Tokyo vol.3
Alternative tokyo-商業的な音楽や方法論的な流行音楽とは一線を引き、時代の流れに捉われない普遍的な音楽を中心に、ART展示やトークセッション等を通じて、tokyoに集る表層的なものだけでは計れない人々の考えや楽しみを広義で探求していくイベント。
(オフィシャルHPより)
Creativemanが2年に1回のペースで開催しているイベント。ceroが出るし、Flo MorrisseyとJuana Molinaが来日するし、それに、ブログタイトルに「Alternative」を掲げている以上(笑)、行かないわけにはまいりません。
△天候は曇りのち晴れ。
△Open Reel Ensemble・和田永さんによる「エレクトロニコス・ファンタスティコス」。古家電を電子楽器として蘇生させる、というもの。ブラウン管テレビでガムランっぽい音を出していたのが面白かった。
△Juana Molina。普段はライヴ中に写真撮ったりしないワタクシですが、ステージ上でフアナとキーボーディストが踊ってるのをドラマーが写真に収めているのを見て、思わず自分も撮ってしまった(苦笑)
ステージの流れもある程度考えられていた。
共にベテランの領域でありながら新鮮で尖った音像を探り続けているKIMONOSとte'でそれぞれのステージが始まり、その探求心を若手の代表格・ceroにリレー。Flo Morrissey→大森靖子という、全くタイプが違うものの「若手の女性ソロ」で繋がる2組が続き、VIDEOTAPEMUSICとJuana Molinaで世界旅行。Phewで夜の孤独に突き落とし、最後は全てを呑み込むオルタナ中のオルタナ・Jim O'Rourkeで締め。良い流れでした。
様々な表現で、音楽の世界観をより一層拡げてくれる、いいイベントでした。