勝手にフジロック'15のステージ割りをやり直してみる
今年のフジロックのステージ割りが発表になってます。いや~、かなりマズいことになってますね、今年のフジ。出演アーティスト減、1・3日目の準ヘッドライナーが明らかに弱い、日本のアーティストのチョイスも音楽的にかなり微妙。加えて、フジロックの特徴を示すステージだったOrange Courtもなくなってしまい、なんだか平準化してしまった印象を受けます。
それでもまだ、「このラインナップでも、流れさえ良ければなんとか・・・!」という希望を持っていたのですが、ステージ割りの発表を見てもう愕然としてしまいました。なにこれ?ふざけてんのSMASH??と言いたくなるようなステージ割り。もうダメです。0点です。やり直し!
・・・と言っても変えてくれる希望は1ミリも無いので、せめてここで「正しいステージ割り」をやり直してみましょう。ちなみに、現時点のステージ割りはこちら。
■Day 1
●Green Stage
Foo Fighters
Motorhead
ONE OK ROCK
Royal Blood
The Vaccines
Route 17 うんちゃらかんちゃら
●White Stage
Owl City
Rudimental
Boom Boom Satellites
サニーデイ・サービス
Mannish Boys
Drenge
●Red Marquee
Flume
Ash
Joey Bada$$
The Districts
Stone Foundation
1日目は「Royal BloodとFoo Fightersが被るのはヤダ」「硬派なロックンロールの流れにOwl Cityが入っちゃダメ」以上2点が解決できればOK。まずRoyal BloodをWhiteのトリに据えたSMASHは馬鹿。なんで持ち曲フルでやっても60分程度のアーティストをWhiteのトリにする?それにRoyal BloodはアメリカでFoo Fightersの前座をやっているのだから、その流れで観たい人は大勢いるはず。なのに真裏って…。SMASHって、ほんと馬鹿!
Royal BloodをGreen Stageに移せれば、日本で大人気のOwl CityをGreenの硬派な流れから外してあげられる。はい、これで一件落着。なんでこうならなかった??
■Day 2
●Green Stage
Muse
Belle & Sebastian
twenty one pilots
星野源
上原ひろみ
10-FEET
●White Stage
deadmou5
岡村靖幸
Super Furry Animals
クラムボン
RIZE
KEMURI
Räfven
●Red Marquee
Happy Mondays
ゲスの極み乙女。
Nate Ruess
Aqualung
Holychild
group_inou
Glim Spanky
deadmou5は、きちんと1日の終わりにドカン!とかましてほしいのでMuseの前ではなくWhiteのトリ。ベルセバは日本での人気を考えればこの位置でいいはず。twenty one pilotsは全米1位を獲ったのだから、もっと大きいところで星野源とのスター競演を繰り広げてほしい。
逆に人気的にも音楽的にももっと小さいところがいいと思うのは、FUN.のフロントマン・Nate Ruess。ソロなのに、バンドで出たときとほぼ同じ出番じゃ観てる方も切ない。
■day 3
●Green Stage
Noel Gallagher's High Flying Birds
Ryan Adams
椎名林檎
Of Monsters & Men
Jenny Lewis
[Alexandros]
●White Stage
Todd Rundgren
FKA twigs
toe
大橋トリオ
Benjamin Booker
女王蜂
●Red Marquee
Ride
Johnny Marr
Catfish & The Bottlemen
キュウソネコカミ
The Bohicas
The Koxx
Manic Sheep
※Hudson MohawkeはRedの深夜、ceroはHeavenの準トリ
「UKロック」という呪縛に囚われて、一番おかしなことになってしまっているのが3日目。これならガチのUKロックファンもお目当てをすべて見られるし、世界的な人気にも沿うステージの分け方だと思うのですが、どうでしょう。
あと、1日目と同じく、ステージのトリは長くやれる人がいいので、WhiteはFKAではなくTodd Rundgrenにしました。昼間のトッドも面白い気はしますが・・・。