DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

10/20 ジョグ

■今日のメニュー
70分Jog(14km)


職場の大先輩からレースのお誘いを受けていたのですが、雨と低温で風邪ひいたらイカンということで出場自体を取りやめることに。もともとゆっくりのんびり走って疲労を抜く予定だったので、自宅周辺でその通りのメニューをこなしました。
それにしてもこの雨、大島の人たちには本当に辛い雨だと思います。私自身もいい加減、今が「異常気象の時代」であることをはっきり、しっかりと自覚しないといけない。


■今日聴いた音楽
Blur - Blur


昨日の前編に続き、『魔法少女まどか☆マギカ』リバイバル上映の後編を観ました。
新房昭之監督はあえて“魔法少女”という冠をつけたこの作品で、以前自らも携わっていた「魔法少女もの」というジャンル(ひいては、アニメに対して過剰に期待されすぎて凝り固まってしまっているお約束事)をぶっ壊してもう一度開拓しようとしているんだな、というのが改めて実感できました。
自分の畑をひっくり返して耕し直すこの構図、なんか音楽の世界にもあった、ような・・・と上映後ひたすら考えていたところ思いついたのが、フロントマンのデーモン・アルバーンが「ブリットポップは死んだ」と発言し、セルフタイトルの変革作を世に叩き付けたころのブラー。
オアシスと並び立つ「ブリットポップの雄」というパブリックイメージを自ら破壊し、結果的に「世界的なUKのバンド」として羽ばたくきっかけになったこの一枚。まさに「魔法少女もの」という凝り固まったイメージを壊し、アニメファン以外にも裾野を広げた『まどマギ』とスタンス的には一致するではないですか!
・・・と、まさかの「新房昭之デーモン・アルバーン」説*1、を唱え始めてしまったワタクシですが、まあとにかく音楽でもアニメでも、小説でもコメディでも何でも、固定化・矮小化されたシーンはつまらないからいずれは打破する存在が必要不可欠で、そのことがシーン自体を活性化するのだ…というのは確かだと思います。

*1:新房昭之デーモン・アルバーン」ならば、脚本の虚淵玄氏は当時デーモンと親交が深くサウンドの変化にも多大な影響を及ぼしたぺイヴメントのスティーヴン・マルクマス、といったところでしょうか