DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

彩の国実業団駅伝を終えて

11月3日文化の日、埼玉県で行われた東日本実業団対抗駅伝に出場してきました。

前日までの仕事がそこそこ忙しく、しっかりレースの状態まで仕上げられているか自分でもイマイチ掴みきれていない状態でしたが、結果的に今季最高の走りが出来たと思います。タイムも基準としていた先頭とのタイム差をギリギリ下回ることが出来ました。

ただ、チームの順位を上げるには至らなかったので、そこはやはり悔しいです。来年は少しでもニューイヤーを意識できる順位でタスキを渡し、チームに貢献したいです。いつまでも「市民ランナーの寄せ集め」「記念で出てる」など言われるのは嫌ですしね。



(△フィニッシュにて。熊谷市ゆるキャラ「ニャオざね」くんと。ちなみにニャオざねくん、熊谷市での職級は「主査」だそうです。自分より上だ…)


レースの中身について。
前半は向かい風にも関わらず、これまでのレースでは体感したことのないスピード感で走ることができ、日頃の練習でスピードの出る走りを意識してきた成果を実感しながら、楽しんで走れました。その分後半はややペースダウン。風が強くなってきて進みづらくなってはいましたが、それにしても落ちすぎだったので、今後はよりスピード持久力をつけるトレーニングを多めにやっていきたいと思います。

あと、とても実業団らしいと思ったのが、中継所での待機中。ケニアやエチオピアの選手に囲まれながらのウォーミングアップ、かなり新鮮でした。「黒人選手はアップしない」という説がありますが、実業団所属の選手は日本方式でいっているのか、大半の選手はきちんとアップしてました。ただ、飛び交う言葉はやっぱり母国の言語なので、ものすごい異国感を感じました。こういう長距離大国の雰囲気が体感できるのは今の自分のレベルではこの駅伝だけだと思うので、面白い経験を積ませて頂けたと思っています。スワヒリ語、勉強してみようかなあ。


そして、駅伝の翌日4日は、「個人的打ち上げ」と称してZepp DiverCityで行われた「Hostess Club Weekender」に行ってきました。



Hostessレーベルの海外アーティストを呼び集めて開催されるこのイベント、今回で3回目。1回目、2回目ともに仕事や試合で参加できなかったので、今回が念願の初HCWとなりました。

アクトはグランジの伝説バンドSonic Youthのフロントマン「Thurston Moore」をヘッドライナーに、デンマークの幻想的クラシック・ポップバンド「Efterklang」、インディ・ロックバンドThe Morning Bendersが改名して一気にR&B色が強くなった「Pop Etc」、静と動が渾然一体となったダンスロックを鳴らす「Clock Opera」、そして「Local Natives」。このLocal Nativesのライヴが、今回の私的ベストアクトでした。

Local Nativesはアジカン後藤氏のレコメンドで名前は知っていましたが、あまり音源は聴いてこなかったバンドです。The Black Keysを筆頭に、アメリカの人気バンドが軒並み日本に伝わってこなかった時期に名を上げたバンドらしく、私もあとになって海外フェスの主要アクトまで昇り詰めているのを知りました。今回は久々の来日公演とのことですが、まず音のスケールの大きさにビックリ仰天しました。これが世界で勝負しているサウンドなんだな、と実感。タムドラムの響きが全身を震え立たせるくらい強かったのが特に印象的でした(2台置いてましたしね)。また、それでいてコーラスやギターのアルペジオなどはかなり繊細で、ドカンと攻めるところは攻め、聴かせるところはじっくり聴かせる、バランスの良いバンドだと思いました。前方に4人横並びという配置も逆に個性を際立たせていて良かったです。

Local Nativesは来年1月にアルバムを出して、その後日本公演も予定されているらしいです(MC談)。これはまた単独で観たいところ。

Hostessレーベルさん、ならびにHCW主催のynosさんはいつも良いバンドをたくさん紹介し、私たちの手元に届けてくれる優良レーベルですが、また今回も夢中になれそうなバンドを提供していただけて本当に感謝です。次回のHostess Club Weekenderも是非行きたい…のですが、2月は入学選抜の時期。これは無理そう…残念です…。