DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

Tomorrow Never Knows

最近「迎える」を「向かえる」とミスタイプしている文書をよく見かけます。The Vaccines新作の日本盤オビにも「イーサン・ジョーンズをプロデュースに向かえ…」と書いてあって、もしかしてプロデューサーに対抗心剥きだしちゃったのかな、デビュー当初のレッチリみたいだなーやっぱり若いねえ!と一瞬想像してしまいました。どんな文書でも、校正は大事ですね。


今日はThe Beatlesのデビューシングル「Love Me Do」がリリースされてから50周年ということで、新聞でもラジオでも大々的にビートルズ特集が組まれていました。多くのメディアでは「ビートルズの登場は革命だった!」「音楽の歴史を変えた!」と大々的に言われ続けてきましたが、正直私としてはビートルズ以前にも革新的なロック、ポップ音楽はたくさんありましたし、そもそもビートルズだって初期はそういった名曲のカバーばっかりやってたじゃんということで、ビートルズの「登場」自体は別に「革命」だとは思わないんですよね。売れる/売れない、大衆的な知名度がある/ない、をポップ・ミュージックの基準から除外している私だから、こういう考え方になるのかも知れませんが。
ちなみに、そんな私でも『Revolver』以降のビートルズの音楽は本当に革命的だったと思っています。そんなわけで、『Revolver』発売から50年が経つ2016年8月5日には、今日以上にもっともっとビートルズ熱を盛り上げる"何か"を企てたいなあ、と思っているところです。何がいいでしょうか。サマーソニック並のアーティストを国内・海外問わず集めて、全アーティスト『Revolver』の全曲カバーしかやらないフェスを開く、とか。絶対、一日で借金まみれになる自信があります(笑)。


あと、これだけは言いたいのですが・・・ビートルズにハマった60代・70代の方々には是非、最近のUKロックも聴いていただきたい!と思っています。ビートルズの魂は、今も脈々と受け継がれていることが分かると思います。冒頭に名前を出したThe Vaccinesなんてちょうど良いんじゃないかと思うのですが・・・ちょっと若すぎですかね?