DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

Foo Fighters新作好セールス記念!これまでの珍PVをまとめてみよう!

Foo Fightersのニューアルバム『Wasting Light』、けっこう好評みたいですねー。CDが売れない売れないと世界中で叫ばれている中、12カ国でトップを獲り、UKでは初週で20万枚以上売り上げたとか。日本における嵐とかAKBに比べたら20万枚なんて大したことないと思われるかもしれませんが、音楽大国イギリスでももうこれだけCD売るのは難しいってことです。

まあそんな音楽不況の話は置いておいて、肝心の『Wasting Light』ですよ。もう、会心作としか言いようがないです。前作のツアー後に取った休養で良い"バネ"をため込んだデイヴ・グロールさん、今作ではバッキバキに振り切れちゃっております。あんた、いま何歳だよ!と突っ込みたくなるくらい、若々しいサウンドで突っ走る全11曲。幅広い世代で受け入れられて売れる理由もなんとなくわかります。


ところで、Foo Fightersといえば、アルバムごとにマジメなPVとおふざけPVを両方撮るのが通例となっております。今回はあえてバンドのカッコ良い側に一切触れず(笑)、バンドの、そしてデイヴ・グロール氏のおちゃめな部分をたっぷりと見て頂ければと思います!
(一部動画埋め込みができなかったものがあります。ご容赦ください)


1:Big Me(1995年)

おふざけPVの原点。カートが自殺してまだわずかな時間しか経っていないのに、こんなPVを撮ってしまうデイヴさんの神経の図太さも窺い知ることが出来ますね。それにしても、三つ編みデイヴきめえええw あと、footosは一度食べてみたいww


2:Everlong(1997年)

5分間の間に様々な夢が交錯する、ある意味芸術センスの高いPV。でも、単にデイヴがいろいろコスプレしたかっただけなんじゃないの?という疑いも。笑。


3:Learn To Fly(1999年)

タイトルに「Fly」がつくだけに、飛行機内のお話。前作で見せたコスプレ趣味をさらに追求した、キワキワの作品となっておりますw


4:Time Like These(2002年)

デイヴ「ちょっとコスプレにも飽きたな・・・」ということで、一見普通の演奏ヴィデオ。しかし・・・!えーと、とりあえず、不法投棄、ダメゼッタイ(笑)!ちなみにこのPVはUS版らしい。他のバージョン観たことないけど、どこにあんの?


5:Resolve(2005年)

デイヴ、寿司屋の娘に恋をするの巻。それにしても、海外の寿司屋ってこんな風変わりな店舗ばかりなの?


6:Long Road To Ruin(2007年)

デイヴ氏のムダな芸達者っぷりが最高潮に達した、珍PVの最高傑作。
そして、最新作へ・・・。


7:White Limo(2011年)

アナログ機材を駆使してバンド主体で録られたアルバムの曲らしい仕上がり。初めてデイヴ以外のメンバーが主役になっております。あと、Long Road To RuinのPVを先に見ておくと、ラストの爆笑度が倍増いたします。


いやー、やっぱり、どんなにシリアスに音楽に取り組んでいても、こうしたユーモアを忘れないFoo Fightersというバンド、そしてデイヴ・グロールという人物は素晴らしいですねー!(水野晴郎風に)
ただここまで来ると、Foo Fightersを知らないニホンの若人たちには「Foo Fighters=コミックバンド?」とも誤解されかれないので、最新作から超かっこいいハードロックソング「Rope」のPVを貼って、締めたいと思います!