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DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

9/26 ジョグ+ACCインストア

◼︎今日のメニュー
80分ジョグ(17.5km)

日付が飛びすぎて、もはや誰もついてこれなくなった練習日誌を書かんとす。私自身も、もうついていけないっす。あはは。
昨日までウイルス性腸炎に苦しんでいましたが、全快した今は身体がとても軽くて快調です。明日はトップスピードを上げるべく、試験後にショートインターバルをやる予定(試験で燃え尽きていなければ)。


◼︎今日聴いた音楽
・Awesome City Club @ タワレコ渋谷B1F CUTUP STUDIO

新作『Awesome City Tracks 2』購入者限定インストアLIVE。フロアの埋まり具合はおよそ半分くらい。購入者限定なので、これは致し方なし。LIVEというより、雰囲気はショーケースに近かったです。

GOLD
4月のマーチ
what you want
WAHAHA
僕らはここでお別れさ
Lesson
アウトサイダー
(en)
Lullaby for TOKYO CITY

前半「what you want」まではACC特有の演奏のまとまりの無さがあったかな*1。購入者限定ゆえの人数の少なさもあって、フロア全体の盛り上がりもイマイチ。真ん中辺りのお兄さんがやたらワイワイやってたぐらいです。
今日はあかんかな…?と思いましたが、4曲目の「WAHAHA」からようやくフロア全体に良いグルーヴが生まれ始めます。atagiさんも曲の途中で「コレ、最高!」と言っちゃうくらい。「僕らはここでお別れさ」で起きたギタートラブルによる中断も、バンドの首謀・マツザカさんがその場で”新作で好きな曲アンケート”を実施して見事に繋ぎ、ようやく個々の個性が一つに繋がった!という感じが全体に拡がりました。
ラストは「アウトサイダー」。PORINさんがMCで「最近はこの曲に引っ張られています」と言っていましたが、リスナー側の私も、この曲のリリックにはグイグイ引っ張られております(笑)。この「アウトサイダー」、ストレートに捉えれば恋愛の曲ですが、もう少し広義に捉えると「刺激的なものがあるなら、もっと意欲的に近づいてみようよ」という、現代の横並び主義へのアンチテーゼにも聴こえるな…と、今日は特に感じました。私も常々そう思っていて、その思いをこうやってポップに後押ししてくれる曲を作ってくれたことはとても心強いです。ありがとう、ACC。


アンコールはアルバムの締めでもある「Lullaby for TOKYO CITY」。レジーさんがRealSoundの記事(http://realsound.jp/2015/09/post-4615_entry_3.html)で書いてくれた通りの「街を俯瞰する視点」が、ライブの場ではぶわっと拡がっていったのが壮観。会場はタワレコの地下ですが、もはや建物を突き抜けて空に浮かび上がり、東京の夜景を観ながらそこに生きる人達に想いを捧げる、一種のメディテーション的体験にも繋がりました。この曲、本当にすごい。街を丸ごと包むようなスケールの大きなポップソングで締めくくられたおかげで、少しギシギシしていた心も安らいだように思います。またまたありがとう、ACC。


アンコール前のMCでマツザカさんがレコーディング時の苦労話と併せて「普通の男の子女の子なんです、僕ら」と言っていましたが、普通だからこそ生み出せる、本当に自由なポップミュージックの可能性が、ACCにはあるのではないでしょうか。これはRIJFで彼らのライブを観たときも思ったことですが、今回もやはりそう思いました。
今の日本のポップシーンは大きな資本のあるものに支配されていて、たまに珍しいものが入ってきても狭い範囲でウケるものばかりで、売れてもせいぜい2〜3万枚程度。コンサートやライブもなんだか横並びで、楽しかったねー!と言い合えればそれでいい、みたいな緩いコミュニケーションになってきている。でも本当のポップミュージックは、そんな程度のものでは決してない。「WAHAHA」で起こったオーディエンスの自由な反応、「僕らはここでお別れさ」や「アウトサイダー」でそれぞれが感じた心の動き、そして「Lullaby for TOKYO CITY」の超越的体験。こうした人それぞれの様々な体験が、一つの場で起こり、分かち合えるのが本当のポップミュージックの愉しみだと、私は感じています。Awesome City Clubの”普通だからこそ自由に楽しめるポップミュージック”が、今の漫然たるポップシーンにどこまで風穴を開けてくれるか…これからがとても楽しみです。

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スペシャルドリンクの、その名も「アウトサイダー」。ズバリ、ブルーハワイ色のサイダーでした。ノンアルコール500円。

*1:ACCは個々の能力はすごく高い反面、バンド全体の音のまとまりはあまり良いとはいえない。これは音源・ライブ、共にそう。今現在の明確な課題でしょう。