DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

10/19 LSD

◆今日のメニュー
120分LSD


病気がちで長い距離の練習が全然出来ていないので、まずは距離走の前にLSD(昨日の5000mTTの疲労も考慮しながら)。消えかけていた脚の毛細血管が、今日の練習でまたにょきにょき伸びていってくれたらいいなと思います。


◆今日聴いた音楽
・法政多摩キャンパスの学祭ライブ(ミツメ、後藤まりこZAZEN BOYS)


サブタイトルは「あの子はタイムマシンを待ってる」。あの子=後藤まりこのミドリ時代の曲「うわさのあの子」、タイムマシン=ミツメの曲「タイムマシン」、待ってる=ZAZEN「Honnoji」の歌詞と、各アーティストからキーワードを抜粋して、見事にサブカル感を醸し出すことに成功しています。すごいぞ法政!でもそんな校風でしたっけ法政?まあ何でもいいです、とにかくミツメとザゼンが観たくてはるばる多摩(正確には八王子市)まで行ってきました。

ミツメは今回が初の学園祭ライブとのこと。川辺くんのボーカルがいつもより大きかった気がします。セットリストは覚えてませんが、クラーク、うつろ、paradise、fly me to the mars、disco、煙突、そして「タイムマシン」もしっかりやってました。ミツメの演奏は平熱で淡々としている印象がありますが、それでも次の掴むべきものを着実に掴んで前に進んでいく印象がありますね。それはきっと、手数は多くないもののハマるところにきちっとハメていくドラムと、最近の若いバンドにしては珍しくグルーヴのしっかりしたベースが曲の骨格を強くしているからかな、と今日観ていて感じました。ミツメ、思った以上にタフな未来派のバンドかもしれません。これを機にミツメの音楽を知った法大性の将来は明るい…かも?

後藤まりこは今日の3組の中で唯一目的外のアクトでしたが、リハで何故か「まどか☆マギカ」の名台詞を大音量で流していて「まりこさん…以外と気が合うかもしれませんね!」と思って結局最後までライブ参加しちゃいました(笑)。とにかくダイブが凄くて、客席後方の植え込みに突っ込んだのち階段登ってそこから落下するというトンデモぶり。植え込みで切ってしまったのか、膝から出血してました。しかし全く意に介さず、トランス状態でライブを続ける彼女に機材がついていけず、最後はスピーカーと接続出来なくなったPCに直接マイク当てながら歌うという荒業をやってました。いやー本当破天荒ですわこの人。

トリはZAZEN BOYS。ちょうど夕暮れから夜に至る時間帯で、良い雰囲気のライブになりました。セットリストはHonnoji、HIMITSU GIRL'S TOP SECRET、RIFF MAN、サイボーグのオバケ、泥沼、はあとぶれいく、Cold Beat、破裂音の朝、Asobi、アンコールにKimochi(メンバー全員コーラス)。最初カシオマンのギターの音が小さすぎておいおい…と思いましたが、次第に修正されて「破裂音の朝」ではバンド一丸のとんでもないグルーヴを魅せてくれました。いやー、これは凄かったです。ちょっと感動。
ちなみに、今日の向井MC。「法政ユニバーシティー!」「法政の学祭に出るのは2回目です。なぜ我々をそんなに呼んでくれるんでしょう?(まだ2回じゃん笑)」「法政の学生は…相変わらず法政という感じがします(?)」

法政大学の学祭実委の皆様、タダで良いメンツ集めてくれてありがとうございました!