DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

6/14 レース前日刺激

■今日のメニュー
1,000m(3'00")

 土日は梅雨の中休み、ということで久々の快晴になりました。気温が高かったので、レース前日刺激にしては動きすぎてしまったかも。明日の5,000mはとにかく慎重に入らないと間違いなく暑さで死ぬので、今日みたいなテンションで行かないように気を付けます。


■今日聴いた音楽
Kasabian - 48:13
 最近インディー系のブログでよく見る定型文に「このアーティストは、○○と××が好きな人には絶対おすすめ!」みたいなのがあるんですが、こういう文章を頻発されると「最近のアーティストって似たものばっかりで、オリジナリティ全然無いのかなあ…」と思ってしまいます。そんな中、リードトラック「Eez-Eh」のインパクトにやられて入手したKasabianの最新作。これがもう、俺たちがカサビアンじゃコノヤロー!と言わんばかりの過剰自己アピール満載の一枚で、最近のインディ・アーティストたちに抱えていたモヤモヤを一気に吹っ飛ばしてくれる快作でした。まあサウンドについては、オアシスやプライマル・スクリームなどが培ってきたUKロックの潮流に乗っかる形でこれまでと大差はなし。ただ、いちいちアホなんじゃないかと思うくらい、衒いなくド派手です。初っ端の「Bumblebeee」から'I'm in ecstasy'と恍惚に浸りながらヘイ!ヘイ!と煽りまくり、中盤は「Treat」〜「Explodes」でサイケなエレクトロに徹底的にのめり込み、終盤に「Eez-Eh」で強引に乗せてくるという展開に、ダイソンの掃除機を超える余計なまでの吸引力を感じました。この強引さと派手さが生み出す吸引力こそ、他のバンドには真似できない部分だと思います。さすがUKの王様バンド、カサビアン。まあ今回もヨーロッパ圏内(と日本)でしか売れないと思いますが(ファンの皆さんすみません)、こういう出自不明の自信をみなぎらせているバンドが世界に存在して多くの人が共有しているというのは嬉しいことです。

48:13

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