DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

5/8 ジョグ

■今日のメニュー
朝:補強 夜:55分Jog(11km)+バレーボール1時間

 昨日の追い込みが、身体の芯にダメージを遺している気がします。おかげで今日は、しおしおのぱー。明日はしっかり生きます。


■今日聴いた音楽
・Real Estate - Atlas
 先日の細野晴臣さんのライヴを観てから、最近のUSインディーに漂う強烈なレイドバック感の出自を探り出したい!という欲が出まくっています。そんなわけでReal Estateをチョイスしたのですが、1曲目の「Had To Hear」からいきなり象徴的なリリックが。

My mind is drawing a blank
Don't know if I can go back
But to live out this dream
It's just my luck
I call you up

 この「空白」や「欠けている部分」の中を想像力で浮遊していく感覚、低成長時代のアメリカに生きる若者のメンタリティにはぴったりすぎると思います。高度成長期ならもっと現実世界でギラついて生きると思いますが、「は?GDP成長率0.1%??」みたいな世の中では、社会に出てもギラギラどころかギスギスするだけ。最終的には「頑張っても何も残んねえじゃん」という結論に至るでしょう(まあ社会経済だけでは人生の価値を測れないのは承知の上で)。それだったら、自分の中の空虚な部分を箱庭にして、想像力で飾りつけて、その中でフワフワと漂っていたい…。そんな意識が、レイドバックな音像に繋がっているのではないかな、と考えています。

アトラス

アトラス