DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

10/07 距離走(途中リタイア)

■今日のメニュー
20km走(3'45"/km)→腰痛で9km地点リタイア
補強


走りはじめから身体が硬すぎて変だな、と思っていたのですが、途中からだんだんと痛みが出るようになりました。。。
今は焦る段階ではないので、早めに中断。思えば練習再開してからまだ2か月、週3のポイントをこなせるほど身体が出来ていない模様。。。
ケアや補強もまた一段としっかりやらないと。今日はひたすら反省の日。


■今日聴いた音楽
First Aid Kit - The Lion's Roar


まどか☆マギカブームの最中、ふとミュージックマガジンの「"魔女系"シンガーの時代」という特集を思い出しました(2012年2月号)。

BjorkKate Bush、最近ではLana Del ReyやFlorence Welch、上記First Aid KitのSöderberg姉妹...彼女たちは魔女として負の感情を背負いながらも、まどマギの魔女とは違って人々を呪ったり危害を加えたりはしない。むしろ、一部の人々には希望に近いものを分け与えたりもする。これは何故でしょうか。
仮説として、彼女たちは「実体化した魔女」なのではなく、ステージやCD・LPといった匣の中に閉じ込められた「グリーフシード」として、人々の前に現れているのではないでしょうか。近年のヒットソングというものは、放っておくと勝手に希望全開のものになりがちです。アメリカだと「俺たちビッグで超サイコー!」、イギリスだと「毎日ラリって超ハッピー!」、日本だと「愛してる頑張れ夢見ろ、みんなダイジョーブ!」、はい、とても希望に満ち溢れていますね(てかこう見ると日本って健全な国だなぁ)。
しかしそういった曲ばかりにチャートが占拠されていると、ソウルジェムに穢れをため込んでしまう魔法少女的リスナーもいるのです。そういった人々のために、インディー系音楽メディア(とりわけピッチフォーク)は、在庫に隠しておいたグリーフシード(魔女系シンガー)を、そっと鈍色のソウルジェムに触れさせてくれる・・・そういう構造が出来上がっていた、のでしょう。
ただ、グリーフシードの生成には魔女の撃退が不可欠なので、いくつかはグリーフシードに閉じ込めておくのではなく、外界で暴れさせておく必要がある、というのがこのシステムの難儀なところ。Britney Spearsの暴れっぷりがワルプルギス並みに際立っていますが、最近だとCarly Rae Jepsenも1stの頃からは想像もつかない魔女と化してますね。これはきっと誰かさんにそそのかされたんでしょう。あとはEllie Gouldingが魔女化の危機に差し掛かっていますが、この人についてはインディーリスナーの支持次第だと思います。
ちなみに、魔女がいれば当然、魔女を撃退する「魔法少女シンガー」もいます。現在爆発的ヒット中の、この娘とか。

Lorde、16歳。この娘も将来魔女化してしまうのでしょうか。今後の動静を慎重に見守っていきたいところです。