DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

COUNTDOWN JAPAN day2

rockin' on presents COUNTDOWN JAPAN 11/12の2日目に行ってきました。

CDJは今回初めて行くフェスティバルでいろいろと不安がありましたが、結果的には十二分に楽しめました。


以下、観たアクト&DJ。


・遠藤孝行(freak affair)
Mystery Jetsをよくかける人」という認識があったのですが、今日はさすがに邦楽主体で盛り上げてましたね。でもその中に交えてrage against the machineblurthe black keysなどの洋楽も入れてくれたので、個人的には凄く燃えました。でも、周りはやっぱりあんまり盛り上がってなかったです…泣


ASIAN KUNG-FU GENERATION
アジカンの歳末大サービス。なんと1st「君繋ファイブエム」の再現ライブをフェスの場でやってくれました。ベスト盤の発売を前に、うれしいサプライズでした。
MCは「困ってる人がまだまだ居るので、来年も音楽好きの力を集めて頑張りたい。優しさを持って行きましょう」というような感じ。終演後、Tシャツに書かれた「NO NUKES」の文字を堂々とアピールする後藤さんの姿を見て、ああ、時代から逃げずに真っ向勝負している人は強いな、と思ったのでした。


Chara
「やさしい気持ち」の歌声が予想に反して全く耳にやさしくなかったので、一曲で離脱。


Base Ball Bear
ベースの関根嬢に思いっきり避けられていた湯浅さんが面白かったです。それ以外はあまり印象なし。。。


岡林信康
メンバー紹介で自分のことを「金正日です!」と言ってました。この日のCOSMO STAGEはこのあと頭脳警察がやっていたということで、左翼系アクトが続いていたんですね。いつか「COSMOは左翼、MOONは右翼」みたいなアーティストの選び方もあっていいかも?


・NOVELS
普通のギターロックバンドでした。


チャットモンチー
2人になって初めて観ました。なんとなく、夏に観たDEATH FROM ABOVE 1979のライブを思い出しました。それくらいタフだった、ということです。


ZAZEN BOYS
シティ・ポップ感がだんだん強くなってきた最近のZAZEN。ラストがいつもの「Asobi」ではなく、都市の寂しさを描いた「Sabaku」だったのもなんとなく理解できました。


group_inou
どんどんフロアの熱を上げていったと思いきや突然終演。最も破壊力のあったアクトでした。ワタクシ、踊りすぎました。


The Mirraz
イノウと被っていましたが、残り4曲だけ観れました。新曲「I want you」、畠山さんは「気に入らないかもしんねーけど」などと言っていましたが、いやはや良い曲でしたよ。アルバムに期待。


・サイトウ"JxJx"ジュン
トロピカルとトライバルの合間を縫っていくDJで、すごくポップでした。もっと体感していたかったのですが、泣く泣くCOSMO STAGEへ移動。


・Dr.downer
"噂のDr.downer"、噂通りの熱いアクト。忘れていたパンク魂が呼び起こされました。


電気グルーヴ
「初音タキ(44歳)」は絶対に今日のベストアクトだと思います。今年の電気グルーヴはライブが少なくて、本当に「節電気グルーヴ」な一年になってしまったので、来年は今日みたいな振り切れたライブをたくさんやってほしいところ。


トクマルシューゴ
良かったのですが、トリ向きではない…。ハウリングも多くて、ちょっと納得のいかないアクトでした。


ART-SCHOOL
現編成でのラストライブということで入場規制を覚悟していたのですが、案外空いていました。ライブ自体は気迫がこもっていて良かったです。
アートのライブは暗いけれど、その暗さの中からひゅっと光が飛び出してくるのが魅力的。なんとなく、今年一年を象徴するアクトにも思えました。来年は、より光を携えたアートスクールを観たいところ。