DO-MANNAKA de Alternative

走るポップ・リスナー、その魂のゆくゑ

Summer Sonic 2011

Summer Sonicに行ってきました。今年で自身3回目のサマソニ、そして自身初の2日間参加となりました。




■1日目■


THEラブ人間

ポップ。下北発のバンドとしてはすごく開けている印象。ヴァイオリンの力は偉大。


SHARKS

"ポスト・クラッシュ"なんていうから硬派なライヴを期待していたのですが、パンクなのは見た目だけで中身は普通のメロコアに近くて、ちょっと残念。これからの進歩に期待!


One Night Only(最初の10分くらい)

アリーナバンドならその丸メガネとハチマキはやめようぜー。裸の上半身も、貧弱でしたし・・・。音もあまり乗りきれず、オッド・フューチャーへ移動。


OFWGKTA(真ん中10分くらい)

フロア入ってまずSonic Stageの地味さに驚く。節電対策か?そして次に、メンバーの着ていた「日本人彼♡女募集中」Tシャツに爆笑。「彼女」じゃなくて、ちゃんと間にハートマーク入ってましたからね。アクトはまあ、ハイプだなーって感じでした。


The Bawdies

一言。アウェーだった!でもアクト自体は凄く熱量高くて、楽しかったです。でももうちょっと、「Keep On Rockin'」とかでノッてあげても良かったんじゃないの、初見のお客さんたち?


Viva Brother

思っていたよりもしっかりしたバンドでした。となりの人と超ノリノリで観てました。2ndで更に幅が広がれば、UKを担うバンドになるかも!


The Ting Tings('Shut Up And Let Me Go'まで)

いきなり「Great DJ」でスタート。これもやっぱり、となりの人と超ノリノリで観てました。でも今回のThe Ting Tingsはこれがピークだったかなー。新曲はどれもミニマルな、クラブ映えする曲が多かったけど、スタジアムには正直向かない。。。もっと大きくなってくれ!ティンティンズ!!


Miles Kane

MCでポップ、ポップ言いまくっていたけれど、本当にポップだと思います、この人の音楽。どうしてもアークティック・モンキーズとのつながりもあって「ロックンロール」の文脈で語られてしまうことが多いけれど、「Quicksand」の軽快なコーラス、「Rearrange」の古めかしさと新しさが同居した感覚、「Colours Of The Trap」のグッと入り込ませる悠然さなど、誰でも入ってこれる懐の深さと音楽性の高さが見事にマッチングした楽曲を聴いていると、やっぱりこれはポップだよなあ、と思ってしまうのでした。1日目のマイ・ベストアクト。Rainbowみたいな辺境ステージではなく、メッセド真ん中のSonicステージで観たかった。

・・・「辺境」といえば、Rainbowからの移動で間違えてIsland Stageに入ってしまったのですが、ここがステージだとは思えないほど人が居ませんでした。。。今回のIslandはアジアンステージということで、私もGo ChicやThe KOXX等は観たかったのですが、同時刻の他のアクトと比べてしまうと、どうも、ね。。。


Death From Above 1979(前半のみ)

Beady Eyeに行きたい気持ちを抑えて、Death From Above。張り手、チョップ、大外刈りを一度に繰り出してくるかのようなノイズにヤラれっぱなしでした。でも、Beady Eyeのスタートには間にあうように移動してしまい、伝説の「テンカラキタシ!テンカラキタシ!」のMCは聞くことができず(泣)


Beady Eye

アリーナは混みすぎだったので、スタンドで鑑賞。これが良かった。スタンドで聴くBDI、すごく心地良かったです。リアムさんも調子がよかったようで、最後までコート脱ぎませんでしたね。これぞ世界のポップ。単独も行きます。


The Strokes(最初の'Is This It'のみ)

私の人生を変えたバンド・マーズヴォルタと被ってしまったストロークス。しぶしぶ1曲目だけ聴いて退散してしまいましたが、「Is This It」だけでなんとなくこのバンドの凄さが把握できた気がします(でもマーズヴォルタがどうしても捨てられず、移動。。。)


The Mars Volta

やっぱり全てを超越していた!!!!以上!!!!
あ、でも、一点だけ。アフロの方が見た目は好きです。




■2日目■(レッチリまでは見たアクトのみ列挙)

Fear, and Loathing in Las Vegas(1曲のみ)
ねごと
Gypsy & The Cat
Smith Westerns(後半のみ)
The Telephones(ラス前'Monkey Discoooooo'まで)
The Morning Benders(後半のみ)
Yelle(中盤のみ)
Deerhunter(最初の10分くらい)
Two Door Cinema Club
Metronomy('She Wants'のみ)
Friendly Fires
The Pop Group('She Is Beyond Good And Evil'のみ)
青葉市子
Bootsy Colins(総帥登場まで)
X Japan('Endless Rain'から)


Red Hot Chili Peppers

期待半分・不安半分だった今回のステージ。新作『I'm With You』からの曲が中心だったアメリカでのシークレットショーが結構好評だったようなので、今回も新曲中心で臨むのかなー…と思いきやサマソニ直前の香港では逆に旧曲中心のセットリストになっていて「え?ジョシュのサイケなギターでRight On Timeとかやるの?大丈夫?」と、一転心配になったり・・・。もうここまで来たら、楽しむしかない!なにせ、4年ぶりのチリペだし!と、半ばヤケクソでギュウギュウのアリーナに紛れ込みます。
そしてSEも何も無しでフラっとステージに現れた(でも大歓声!)新チリペッパーズ4人が鳴らし始めたのは「By The Way」!大合唱で盛り上がるアリーナ!このままフリーとジョシュのジャムに入るのか・・・と思ったら、あっさり終わった(笑)
今回のライヴはやっぱり試験的な意味合いが強いのか、あんまりジャムったりせずに曲を淡々とやる感じでした。ジョシュの持ち味はジョン同様即興性にあると思うので、単独ではもっと自由なチリペッパーズを観たいものです。




2日間通して、
心理的ベストアクトはRed Hot Chili Peppers
客観的ベストアクトはMiles Kane、もしくはFriendly Fires



(※また近いうちに書き足します)